胡蝶蘭の管理方法
お花が届いたら
お花を包んでいる和紙を外してください。
この和紙は輸送中の保護のためのものです。
ラッピングも出来るだけ早めに外してください。
置き場所
一般のご家庭で理想的な置き場所は玄関です。
玄関に置いた際、注意していただくポイント
・冬場の夜間の温度低下
5℃以下になる場合は夜間のみ暖かい場所へ移動してください。
・直射日光は避けてください。
温度
一番お花が喜ぶ温度・・・・・・18℃〜25℃
常時、この温度を保たれるのが最適な状態です。
ぎりぎり耐えられる温度・・・・・・5℃以上32℃以下
この温度は胡蝶蘭がどうにか生きられる温度です。
お花が咲いているときは温度が低い方(18℃〜25℃)が長くお花を楽しむことができます。
温度が高ければ高いほど開花している時期が短くなります。(老化)
特に32℃以上になりますと短くなる恐れがあります。
1日の温度変化が少ない場所が1番好ましいです。
湿度
基本的に日本の機構であればほとんど調整する必要はありません。
ただし冬場の暖房が効いている室内の場合は乾燥し過ぎてしまい、鼻が傷んでしまう事があります。(理想は40%以上です)
注意していただくポイント
加湿器などで湿度を調整される場合、花に直接当たる状態は避けてください。(花しみの原因となります)
光
基本的に直射日光は必要ありません。
一般的にはレースのカーテン返の太陽光が良いといわれますが基本的な生活レベルでかまいません。胡蝶蘭は光が強過ぎてもお花がしおれる原因となってしまいます。
間接的に太陽光が当たる場所が理想です。
水やり
胡蝶蘭の苗は鉢の中で1株ずつ小さなポットに入ってます。
1株ずつたっぷり(株全体にしみわたるぐらい)かけてください。
○大輪は15日に1回位でたっぷりと
○ミディは6日に1回位でたっぷりと
鉢上の水ゴケは装飾用のため、いくら乾いても胡蝶蘭自体には全く影響はありません。
水ゴケの下の株元を手で触って頂き、乾いていなければ大丈夫です。
受け皿の上に鉢を置いても構いませんが、受け皿に水はためないでください。
(根ぐされの原因となります。)
肥料
基本的に肥料は必要ありません。(水道水に含まれている微量な栄養分のみで十分成長します)
もしも肥料を与える場合は春から夏にかけて1〜2ヶ月に1度与えてください。
秋から冬は必要ありません。